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リンパマッサージは無資格でも施術できるのか?

リンパマッサージは無資格でも施術できるのか?

まだまだ温度差が激しいこの時期、暑かったり寒かったりを繰り返すため、身体がついていかずにだるくて大変だという人も居るでしょう。
寒くストレスを感じると、身体は血流が不足してしまい、流れが悪くなる事でリンパ液が滞りやすくなってしまうのです。
そのため、ストレスを溜め込まない生活や適度な運動、健康的でバランスのいい食生活がポイントになります。
とはいえ、これだけのことを忙しい中、気を遣うというのは難しいかと思います。

そんな中で今ひときわ注目されているのはマッサージです。
ヒーリングサロンやエステサロンに整体などマッサージと言っても沢山のお店があります。
ヒーリング音楽を聴きながら、アロマの香りに包まれてマッサージを受けるのが人気のコースです。
このマッサージ、一見するとマッサージが上手なら誰でも出来るのでは?と思われる方もいるかもしれません。
果たして無資格の人が施術することは出来るのでしょうか?

無資格マッサージをしているお店は要注意

リンパマッサージを行っている人は、リンパセラピストなどそれ相応の資格を保有した人が施術を行います。
きちんとスクールや通信教育でリンパに関しての勉強に取り組み、試験に合格をした人だけが人に施術を行えるのです。
無資格でマッサージを行っている人は、マッサージの専門家ではありません。

 

◆健康被害は年々増加傾向にある

実はこの無資格者によるマッサージの健康被害は年々増加傾向にあり、国民生活センターに寄せられる電話だけでも9,000件以上です。
その中でも特に多いトラブルが、脊髄損傷や肋骨骨折といった重篤なケースが多いのです。
なぜこのような重篤な被害が上がってしまうのか。
その背景にはリラクゼーションサロンや整体には国家資格というものが存在しません。

そのため基礎知識が不足し、尚且つ人手不足という事もありこのような無資格者の施術を行うサロンが増えています。

元々リンパマッサージは資格を保有したスタッフが、一人一人の体にあったマッサージを提供するのが仕事です。
多くの場合、手技によるマッサージが行われますが、この手技による医業類似行為こそが危険なのです。

手技による医業類似行為の内、あん摩マッサージや柔道整体は法的な資格制度がありますが、整体やカイロプラクティックは法的制度がない為、施術者の技術水準や施術方法にばらつきがあります。
素人の中には「強いマッサージを行う事で体に溜まった老廃物が排出されるだろう」と思い、痛みを感じるマッサージを行っている人がいますが、これは間違いです。

この圧も間違えると骨折や脊髄損傷の危険性は十分に考えられます。

 

◆無資格問題が発生した理由

なぜ無資格問題が発生するようになったのか。
それには「按摩はりきゅう柔道整復等営業法」が絡みます。
この法律は昭和22年に制定され、その際にこの営業法上認められなかったものが整体師と自称する人が増えたことが始まりです。
この資格を持たない人の施術、いわゆる民間療法ですが、現在の日本の法律では医療制度上の医療として認められていません。

そのためこういった問題を阻止するためから、無資格者による按摩マッサージ指圧業などの防止についてという通達が出されました。
しかし、それでも無資格者による施術で、最近では乳児の死亡事故も発生しています。

この度重なる事故の報告から、2012年になってからは「手技による医業類似行為の危害」と題した発表があり、国民へ注意を呼びかけるようにはなったものの、現在国民生活センターへ相談の電話が鳴らない日はなく、まだまだ無資格者による施術でトラブルになっている事に変わりはありません。

そのため、一部ではこの無資格での施術を禁止し、有資格者による施術を提案する声はありますが、有資格者と無資格者の間で意見が対立しており、今すぐ変えることが出来ないのが現状です。

私たちはどうすればいいのか?その対策とは

〇危険なお店には近寄らない

医療知識もなく法律にも詳しくない、私たちはどうすればいいのか。
一番いい方法は危険なお店には立ち寄らないことです。
大げさな表現ですが、路地裏にあって人があまり入らないようないかにも怪しい雰囲気を醸し出しているサロンがどの都道府県にも存在しますが、こういったお店を選ばないことがポイントです。

 

〇口コミサイトを参考にする・大手のお店を選ぶ

そうはいってもどんなサロンが一番いいのか分からないという人も居るため、情報収集としてインターネットの口コミサイトを参考にしたり、安心なのは大手のエステサロンやマッサージのお店を選ぶといいでしょう。

こういったサロンではきちんと研修期間が設けられているため、同じ質の高いサービスを提供できるように訓練されます。
また国家資格を有する人よりは浅いのですが、少しの専門知識も身に付くので、事故も発生する割合が個人経営のお店と比較をすると低くなっています。
とはいえ事故が全くないという訳ではありません。
お店を選ぶ時は、慎重に選ぶようにしましょう。